こんにちは、セロリです🌱
最近、ギフテッド関連のニュースを見ることが増えました。そこで少し気になっているのが、
”特異分野に突出した才能を持つが故に、学校の授業では満たされず困難を抱えている”
とか、
”頭が良すぎて他の子供たちと話が合わない”
といった記事が目立つことです。
どうしても贅沢な悩みに聞こえてしまうというか、「共感しにくいんじゃないかな」と思っちゃうのは私だけでしょうか。🙄
その上、
彼らの特殊なニーズに応えるために、大学やら研究機関と連携したりして学習機会を作るなどと言っているわけで、
もしも私が平均的な子供の母親で、公文に週三通わせたりしてたら、正直面白くないかもしれません。
たとえギフテッドの子供たちがアコモデーションに困っていたり、不登校だったり、鬱症状などが出ていたとしても、ですよ。
だって、才能、才能、才能・・・の連呼なんですもん。
こんな報道のされ方では、「うちの子、才能なくてごめんね!」って言いたくなっちゃうかもしれませんね。
最近、思うんですよ。
ギフテッドについて知ってもらいたいことって、もっとあるんじゃないかなって。
例えば、日本ではあまりこういう子を見たことないなぁと思ってたのですが、それは、
学校でヘッドホンをしている子供です。
ギフテッド校だと珍しくないのですが、これは聴覚過敏を軽減するための合理的な配慮です。
大きな集まりなどで騒音のために気持ち悪くなれば外に出て深呼吸したり、一休みすることも普通に許されています。
ギフテッド校ではない一般校でもこういった生徒への理解があり、ヘッドホンを理由にいじめられることもありません。
ギフテッドにはこういった困難があることも理解してもらいたい。
また、
ギフテッドの生徒はLearning Differencesなど他の課題を抱える割合が平均的なお子さんより大きいですが、
高いギフテッドネスにマスキングされて見えないこともあり、その生きにくさはなかなか周囲に分かってもらえない。
そこそこできちゃうので、なかなかサポートの対象にはならないんですよ。
でも息子のギフテッド校ではこういった2Eの生徒さんの更に特殊なニーズを理解してくれていて、課題の提出状況やスケジュール管理をお手伝いしてくれる先生が常駐しています。
このサービスは人気で人手も足りていないようなので、残念ながら息子はまだ支援を受けられていないですし、全てのギフテッド校にあるサポートではないかもしれないのですが、
このようなサポート体制を敷くギフテッド校が存在するという事実。
このことは、優秀と思われているギフテッドでも凹部分へのサポートは適宜必要だと”理解”してもらえているということに他ならず、
それこそが『ギフテッドを理解し、支援する』ということなのではないかなと思うのです。
だからこそ、才能を連呼するのではなくて、
ギフテッドは非同期性や非認知機能に課題があることが多く、まだまだサポートが必要なことや、
その成長を長い目で見守る必要があることについても、もっと知ってもらいたいと思うんです。
そうしないとギフテッドをご存知ない方は
『才能がある イコール 行動も言動も思考も立派』だと誤解してしまい、
本物のギフテッドに会ったときにギクシャクぶりが理解できないんじゃないかと思うのです。(もちろん、全てが立派なギフテッドもいますけれどもね)
研修を受けた先生だって、理解できないかもしれませんよ。
(かつて息子が通っていた学校の先生がそうでした)
そんな方にはギフテッドを任せられません。
ですから、才能の支援はとても大切だけれども、それ以外の彼らの抱える困難部分についても、もっと取り上げてもらえたらと思いました。
それが本物のギフテッド教育につながると思っています。
🤖おまけ🤖
アメリカは三連休で、息子が早起きしてブランチを用意してくれました♫
北アフリカの料理でシャクシュカだそうです。息子によると英語圏では朝食として、アラブ諸国では夕食として食べられるそうですよ。トマトの煮込みに半熟卵、イタリアンパセリとフェタチーズの組み合わせで、チリペッパーでピリッとスパイシーに仕上げてあります。カンパーニュにもよく合いました!ちなみにカンパーニュも朝一番に買いに行ってくれました💛 (作るのは張り切ってやりますが、片付けは張り切らないので取り掛かるまで時間がかかりました💦)
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最近、ギフテッド関連のニュースを見ることが増えました。そこで少し気になっているのが、
”特異分野に突出した才能を持つが故に、学校の授業では満たされず困難を抱えている”
とか、
”頭が良すぎて他の子供たちと話が合わない”
といった記事が目立つことです。
どうしても贅沢な悩みに聞こえてしまうというか、「共感しにくいんじゃないかな」と思っちゃうのは私だけでしょうか。🙄
その上、
彼らの特殊なニーズに応えるために、大学やら研究機関と連携したりして学習機会を作るなどと言っているわけで、
もしも私が平均的な子供の母親で、公文に週三通わせたりしてたら、正直面白くないかもしれません。
たとえギフテッドの子供たちがアコモデーションに困っていたり、不登校だったり、鬱症状などが出ていたとしても、ですよ。
だって、才能、才能、才能・・・の連呼なんですもん。
こんな報道のされ方では、「うちの子、才能なくてごめんね!」って言いたくなっちゃうかもしれませんね。

最近、思うんですよ。
ギフテッドについて知ってもらいたいことって、もっとあるんじゃないかなって。
例えば、日本ではあまりこういう子を見たことないなぁと思ってたのですが、それは、
学校でヘッドホンをしている子供です。
ギフテッド校だと珍しくないのですが、これは聴覚過敏を軽減するための合理的な配慮です。
大きな集まりなどで騒音のために気持ち悪くなれば外に出て深呼吸したり、一休みすることも普通に許されています。
ギフテッド校ではない一般校でもこういった生徒への理解があり、ヘッドホンを理由にいじめられることもありません。
ギフテッドにはこういった困難があることも理解してもらいたい。
また、
ギフテッドの生徒はLearning Differencesなど他の課題を抱える割合が平均的なお子さんより大きいですが、
高いギフテッドネスにマスキングされて見えないこともあり、その生きにくさはなかなか周囲に分かってもらえない。
そこそこできちゃうので、なかなかサポートの対象にはならないんですよ。
でも息子のギフテッド校ではこういった2Eの生徒さんの更に特殊なニーズを理解してくれていて、課題の提出状況やスケジュール管理をお手伝いしてくれる先生が常駐しています。
このサービスは人気で人手も足りていないようなので、残念ながら息子はまだ支援を受けられていないですし、全てのギフテッド校にあるサポートではないかもしれないのですが、
このようなサポート体制を敷くギフテッド校が存在するという事実。
このことは、優秀と思われているギフテッドでも凹部分へのサポートは適宜必要だと”理解”してもらえているということに他ならず、
それこそが『ギフテッドを理解し、支援する』ということなのではないかなと思うのです。
だからこそ、才能を連呼するのではなくて、
ギフテッドは非同期性や非認知機能に課題があることが多く、まだまだサポートが必要なことや、
その成長を長い目で見守る必要があることについても、もっと知ってもらいたいと思うんです。
そうしないとギフテッドをご存知ない方は
『才能がある イコール 行動も言動も思考も立派』だと誤解してしまい、
本物のギフテッドに会ったときにギクシャクぶりが理解できないんじゃないかと思うのです。(もちろん、全てが立派なギフテッドもいますけれどもね)
研修を受けた先生だって、理解できないかもしれませんよ。
(かつて息子が通っていた学校の先生がそうでした)
そんな方にはギフテッドを任せられません。
ですから、才能の支援はとても大切だけれども、それ以外の彼らの抱える困難部分についても、もっと取り上げてもらえたらと思いました。
それが本物のギフテッド教育につながると思っています。
🤖おまけ🤖
アメリカは三連休で、息子が早起きしてブランチを用意してくれました♫
北アフリカの料理でシャクシュカだそうです。息子によると英語圏では朝食として、アラブ諸国では夕食として食べられるそうですよ。トマトの煮込みに半熟卵、イタリアンパセリとフェタチーズの組み合わせで、チリペッパーでピリッとスパイシーに仕上げてあります。カンパーニュにもよく合いました!ちなみにカンパーニュも朝一番に買いに行ってくれました💛 (作るのは張り切ってやりますが、片付けは張り切らないので取り掛かるまで時間がかかりました💦)
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コメント
コメント一覧 (2)
こんにちは。
最近の過熱している報道を見ていると私もそう思います。
~~~~
「小2で中学数学を終了する勢いで、大学レベルにも理解を示す」
「3歳で数十曲の歌詞とメロディーを覚えて歌い、小学生で上級レベルの曲をバイオリンで弾く」
「6歳でイスラエルとパレスチナの対立はなぜかと思い歴史を学んでいる」
~~~~
・・・みたいな「特定分野に秀でた事例」がマスコミで紹介され、
そのような「ギフテッド児は」実は数パーセント存在すると書かれても、、、。
学校の先生は「そんな子、担任したことないわー。これからもないわー」
と思ってしまって当然と思うのです。
実際、高IQ児であっても学校を楽しみ、(授業は楽しくないかもしれないけど)
仲間と良い関係ができて過ごせているなら親も悩みません。
なぜ、親がこんなに悩んでいるかと言うと、やはり特性からくる
困り事があり、して本人が苦しんでいるからだと思うのです。
「才能を伸ばしたい!」と息巻いている親御さんも親の会などみていると
ほぼおらず、どちらかと言うと「我が子が我が子らしく笑って生活できるようサポートをしたい」
という感じかなーと思います。
何が言いたいかというと、マスコミの報道と現状が乖離していて
それが当事者親子を苦しめたり、対立をうんだり
「3歳までに始めるギフテッド子育ての秘訣」的な怪しいビジネスを作る
ような気がするのです。
ただ、すでに色々な戦いで古傷をおったギフテッドの親御さんたちは
とても冷静で、セロリさんはじめその先輩方の振る舞いを見ていると
まあ、いまは過渡期なのかなーとも思います。
私も、憤りをかんじつつも、今は我が子をしっかり見て、できるサポートを
したいと思います。
思わず熱くなり、長文失礼しましたー。
セロリ
が
しました