こんにちは、セロリです🌱
ここ最近、断捨離にハマっているのですが、クロゼットをゴソゴソしていたら息子が小さい頃の作文練習ノートが出てきました。
今でこそ作文の宿題もさほど苦手意識を感じなくなったものの、小さい頃の息子は文章を書くのが大嫌い!
テストのように答えが決まっているものは問題なく書けていたのですが、自分自身を見つめて繊細に文章に落とし込んでいく作業は苦手だったようです。学校から作文の宿題が出る度に、泣きじゃくっていました。
そんな息子を見て、私は心配になりました。
息子の言葉の理解力には目を見張るものがあったものの、頭の中の引き出しから適切な言葉を見つけるのに苦労しているように見えていたからです。
小さい頃の息子はスケープゴートにされても事情説明が上手くできず、誤解されることもしばしばありました。
バイリンガル環境で育ったためなのか、それともLDがあるのだろうか?と不思議に思っていた私は、時間のある夏休みに限定して、息子に書く練習をさせることにしたんですね。
最初は3行ぐらいから始めて、英語でも日本語でもオッケーにしていましたが、それでも息子は嫌がったんですよ。
おそらく定型の子供であれば、騙し騙し書かせることもできるでしょうね。
褒めちぎったりご褒美をチラつかせるなどすれば、大体の子供はやるんじゃないでしょうか。
でもギフテッドはそうそう騙されませんからね。納得しないとテコでも動かない。
息子の場合はというと、たとえ納得しててもやらないタイプでしたから、余計厄介でした。
毎日喧嘩でしたよ、抵抗が半端なくってね。
夏休みなのに、なぜやらないといけないんだ〜!と、
最初の頃は怒りに震えながら、ノートの前で3時間も泣きじゃくっていたんですよ。
それでも、この件に関しては私は絶対に引きませんでした。
息子にはいつも自由にさせていますからね、これぐらいの課題はこなしてもらわなきゃ困る。
3行でいいんだよと、根気よく説得して何とか鉛筆を握らせたのですが、
そんな息子にいつも私が伝えていたのは、
「上手に書かないでよ。でも面白く書いてね。」でした。
読み手を感心させようとか、感動させようとか絶対に思わないこと。
そういう作文は、だいたい面白くないからね、と。
字もどんどん間違いなさい。汚くったっていい。漢字も使うな。
思ったことを、どんどんアウトプットしていくだけでいい。
でも、頼むから、つまんないのはやめてねと、
それだけリクエストしました。
書くものは読書感想文でも、日記でも、創作でも何でも良かったのですが、お題や設定を面白くしてあげました。その方が取っ掛かりが良いようでしたから。
例えば、息子がやる気になるような導入部分を最初に与え、一緒に作ってあげる。
「”家族で森に出かけたら、奇妙な動物が木の上から私たちを見ていました。その動物は・・・” この続きはどうなったと思う?ママだったら、そうだなぁ〜?」
などと言いながら、最初のうちはさりげなくガイドしながら一緒に作りました。
それから、別人に成り切って書くというのも楽しんだようです。
例えば、
「あなたは今から明石家さんまさんです。さんまさんになったつもりで書いてください」
とか、
「詐欺師のつもりで嘘だらけの作文書いて」
とか、
「ミステリー作家に成ったつもりで謎解き作文よろしく」
とか、
「総理大臣になってくださ〜い」
とか、
その時々で息子が乗ってくれそうなお題や設定にしていました。
特に誰かになり切ったつもりで書くときは、筆が進むようでしたね。
うちの息子、案外、暗示にかかりやすいのかもしれませんねぇ🤔
お題によっては、上手く纏まらない時もあります。誤字や言い回しの間違いもしょっちゅうでした。
でも、たとえ大人の目から見て未完成でも、本人が「書けた!」という気持ちで清々しい顔をしていたら、それでいいのです。
大事なのは書こうという意欲。せっかく芽生えた意欲を潰すわけには行きませんからね。
褒め称えましたよ、どんな文章でもね。
こうしてしばらく続けてみると次第に抵抗がなくなってきて、どんどん長文になっていきました。きっと、自信がついてきたんでしょうね。
別に上手くはないんですよ、上手くは!
でもね、アウトプットができただけで合格なんですよ。
そして私をニンマリさせてくれれば上出来です!
前振り長すぎましたが、折角なのでちょっとご紹介させてください。これは小3の終わり・・・
ここ最近、断捨離にハマっているのですが、クロゼットをゴソゴソしていたら息子が小さい頃の作文練習ノートが出てきました。
今でこそ作文の宿題もさほど苦手意識を感じなくなったものの、小さい頃の息子は文章を書くのが大嫌い!
テストのように答えが決まっているものは問題なく書けていたのですが、自分自身を見つめて繊細に文章に落とし込んでいく作業は苦手だったようです。学校から作文の宿題が出る度に、泣きじゃくっていました。
そんな息子を見て、私は心配になりました。
息子の言葉の理解力には目を見張るものがあったものの、頭の中の引き出しから適切な言葉を見つけるのに苦労しているように見えていたからです。
小さい頃の息子はスケープゴートにされても事情説明が上手くできず、誤解されることもしばしばありました。
バイリンガル環境で育ったためなのか、それともLDがあるのだろうか?と不思議に思っていた私は、時間のある夏休みに限定して、息子に書く練習をさせることにしたんですね。
最初は3行ぐらいから始めて、英語でも日本語でもオッケーにしていましたが、それでも息子は嫌がったんですよ。
おそらく定型の子供であれば、騙し騙し書かせることもできるでしょうね。
褒めちぎったりご褒美をチラつかせるなどすれば、大体の子供はやるんじゃないでしょうか。
でもギフテッドはそうそう騙されませんからね。納得しないとテコでも動かない。
息子の場合はというと、たとえ納得しててもやらないタイプでしたから、余計厄介でした。
毎日喧嘩でしたよ、抵抗が半端なくってね。
夏休みなのに、なぜやらないといけないんだ〜!と、
最初の頃は怒りに震えながら、ノートの前で3時間も泣きじゃくっていたんですよ。
それでも、この件に関しては私は絶対に引きませんでした。
息子にはいつも自由にさせていますからね、これぐらいの課題はこなしてもらわなきゃ困る。
3行でいいんだよと、根気よく説得して何とか鉛筆を握らせたのですが、
そんな息子にいつも私が伝えていたのは、
「上手に書かないでよ。でも面白く書いてね。」でした。
読み手を感心させようとか、感動させようとか絶対に思わないこと。
そういう作文は、だいたい面白くないからね、と。
字もどんどん間違いなさい。汚くったっていい。漢字も使うな。
思ったことを、どんどんアウトプットしていくだけでいい。
でも、頼むから、つまんないのはやめてねと、
それだけリクエストしました。
書くものは読書感想文でも、日記でも、創作でも何でも良かったのですが、お題や設定を面白くしてあげました。その方が取っ掛かりが良いようでしたから。
例えば、息子がやる気になるような導入部分を最初に与え、一緒に作ってあげる。
「”家族で森に出かけたら、奇妙な動物が木の上から私たちを見ていました。その動物は・・・” この続きはどうなったと思う?ママだったら、そうだなぁ〜?」
などと言いながら、最初のうちはさりげなくガイドしながら一緒に作りました。
それから、別人に成り切って書くというのも楽しんだようです。
例えば、
「あなたは今から明石家さんまさんです。さんまさんになったつもりで書いてください」
とか、
「詐欺師のつもりで嘘だらけの作文書いて」
とか、
「ミステリー作家に成ったつもりで謎解き作文よろしく」
とか、
「総理大臣になってくださ〜い」
とか、
その時々で息子が乗ってくれそうなお題や設定にしていました。
特に誰かになり切ったつもりで書くときは、筆が進むようでしたね。
うちの息子、案外、暗示にかかりやすいのかもしれませんねぇ🤔
お題によっては、上手く纏まらない時もあります。誤字や言い回しの間違いもしょっちゅうでした。
でも、たとえ大人の目から見て未完成でも、本人が「書けた!」という気持ちで清々しい顔をしていたら、それでいいのです。
大事なのは書こうという意欲。せっかく芽生えた意欲を潰すわけには行きませんからね。
褒め称えましたよ、どんな文章でもね。
こうしてしばらく続けてみると次第に抵抗がなくなってきて、どんどん長文になっていきました。きっと、自信がついてきたんでしょうね。
別に上手くはないんですよ、上手くは!
でもね、アウトプットができただけで合格なんですよ。
そして私をニンマリさせてくれれば上出来です!
前振り長すぎましたが、折角なのでちょっとご紹介させてください。これは小3の終わり・・・
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