こんにちは、セロリです

以前、息子の通うギフテッド校の説明会で、
ギフテッドの子供たちは難しい問題を与えられたときに簡単に諦めてしまいがちだという話を聞きました。

彼らにとっては問題を簡単と感じる状態がデフォルトであり、努力が必要な場面に慣れていないために投げ出してしまうようです。


周りから「賢い」と言われることの多いギフテッドは、簡単に解けない問題に出会ったときに自分の能力を疑うとのことで、「自分は本当はギフテッドではないのでは?」と苦しむ子供もいるそうです。「天才」などという無責任な定義に苦しめられることもあります。


ギフテッドに苦手があっても不思議ではありません。ギフテッド校は上には上がいるという環境ですから、実際は普通以上にできていても苦手だと感じてしまうかもしれません。

そんなときに自分の能力を疑うのではなく、必要なのは乗り越えるための努力なのだと気が付かなければなりません。

では私たち周囲の人間は普段どんな風に声がけをすれば、彼らが努力することを自然に受け止められるようになるのでしょうか

今回ご紹介する記事は、そんなギフテッドへの声がけのヒントになるかもしれません。私自身、とても面白く読ませてもらいましたよ。

ハーバード ビジネスリビューからの記事です🍵
『聡明な子供が抱える問題』



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『聡明な子供が抱える問題』ハーバードビジネスリビュー

優秀な人は、自分の可能性を最大限発揮する最大のハードルが自分自身の中あることに気がついていません。

優秀な人たちは自分の能力を厳しく評価するだけでなく、根本的に異なる評価をよくしてしまいます(特に西洋文化において)。


ギフテッドの子供たちは最も自信に溢れた存在であるべきなのに、実際にはより傷つきやすく、自信がなく育ちます

この誤りを正すためには、まず初めに何故そのようなことが起きるのかを理解する必要があります。


ここでは褒め言葉の効果を調べた研究を紹介します。小学5年生を対象にした研究です。

まず最初に、全員に比較的簡単な問題を解かせ、良い成績を取ったことを褒めましたが、その際、二つのグループに異なる声がけをしました。

まず半分の生徒には「よくできたね。きっと頭が良いんだね」と、能力の高さを強調する褒め方をしました。
後の半分には「よくできたね。がんばったね」と、努力を強調する褒め方をしました。


次にずっと難しい問題に取り組ませましたが、今度は1問も正解できない子供がほとんどでした。

その時は
生徒全員に対して「ずいぶん出来なかったね」と声がけしました。


最後に、初めの問題と同レベルの簡単な問題を与え、上記の経験がどんな影響を及ぼすかを確認しました。その結果、

「頭がいい」と褒められた子供は、最初の問題に比べて25%も正答率が下がりました。

彼らは、難しい問題が解けないことを能力不足のせいにする傾向が強く、問題に取り組むことが楽しめず、早く諦めてしまいました。

一方、「よくがんばった」と褒められた子供は、最初に比べて25%も正答率が上がりました。

努力を褒められた子供は、パフォーマンスの悪さは努力が足りなかったことが原因と考え、最後の問題ではもっと長く取り組み経験を楽しんでいたのです。

この二つのグループに能力の差や過去の成功体験などの差はありません。
ただ一つ違うのは、「難しい」と感じたときに、それが何を意味するかの解釈が違うのです。

「賢い」と能力を褒められた子供は、すぐに自信を失い、自分の能力を信じられなくなります。その結果、期待よりずっと低い結果を残すこととなりました。


幼い頃に親や教師から受けるフィードバックは、自分の能力に対する絶対的な信頼に大きな影響を与えます。生まれつきで不変なものなのか、努力や訓練で伸ばすことができるかなどです。


”頭がいい” ”賢さ”といった特質は、生まれつき持っているか否かを暗に意味しているため、

「頭がいい」といって褒められて育った子供は、学習の中で新たな困難に向き合ったときに、「自分は頭が良くない」というサインとして受け止めます。「注意深く頑張れ」というサインを受け取る代わりにです。

この傾向は特に女性に多いそうです。幼い女の子は男の子よりずっと早く自己調整能力(落ち着きや注意深さ)を身につけるため、「いい子だね」と褒められて育つことが多いからです。

ドウィックの1980年代に行った研究では、優秀な女子と優秀な男子に難しくて変わった課題を与えると、女子の方が早く投げ出してしまうことが分かりました。女子のIQが高ければ高いほど、タオルを投げ出す傾向があり、

実際、オールAの女子生徒が、最も無力な反応を示していたようです。


我々は無意識にこのような信念を持ち続けますが、特に聡明な子供は、能力は生まれつきで変えられないと考える傾向があるため、自分に厳しい大人になるのです。


個人が組織の中でトップに立つには様々な外的な問題を取り除く必要があります。それらの問題をもし取り除けたとしても、まだ、我々には対処しなければならない最大の敵があります。

それは自分の中にある、自身の能力に対する間違った思い込みです。


あなたはこれまで挑戦を避け、安全な道を選び、簡単に達成できると思うゴールに固執したことはありませんか?自分には絶対無理だと思って諦めたことはありませんか?

もしそのようなことが多ければ、おそらくあなたは聡明な子供の1人だったはずです。
これらのことは、想像以上にあなたの人生に影響を及ぼしています。

もしあなたの能力が生まれつきで変えられないのならば、それでも良いです。でも、変えられるのです。

知性、想像力、自制心、魅力、運動能力など、どんな能力であっても大きく変化することが分かっています。身につけるためには、経験や努力、粘り強さがとても大事です。

ですから、もしあなたが聡明な子供だったなら、能力に対する間違った考えを捨て去り、いつでも向上させることができるという事実を受け入れ、ずっと前に諦めてしまった挑戦に取り組む自信を取り戻しましょう。


***
以上です。いかがでしたでしょうか。

私はギフテッドを天才と呼ぶことに積極的に反対しているのですが、理由が分かっていただけたら幸いです。

祖父母や近所の方などがたまに言う分にはあまり問題ないと思うのですが、一番身近にいる親や教師が継続的にそのようなメッセージを与え続けるのは気をつけたいところですね。


皆さんはいかがでしょうか。

🤖おまけ🤖
息子とハマっているオーガニックの生アーモンド。ほんのり甘くてやめられません

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