こんにちは、セロリです。

前回、知能検査についての記事で、
状況によって信頼性が損なわれることがあると書きましたが、

うちの息子の場合も大きく影響を受けましたので、今日はそれについて書きたいと思います。


息子はこれまでIQテストを3回受けました。最初は4歳の時にWIIPSIという幼児向けの知能検査を、次に8歳でWISCIII、12歳でWISCIVを受けています。

特に検査の信頼性が影響を受けたのは4歳の時のWIIPSIです。


理由は二つあります。まずはバイリンガル教育です。

うちは日英バイリンガル家庭でしたが、ほぼ完全なワンオペ育児でした。
私は息子には日本語だけで話しかけており、キンダーに上がるまで息子の主言語は日本語でした。

父親は息子との関わりが薄く、英語で少し会話するのみ。

うちではテレビもほとんど見せませんでしたから英語に触れる機会が余りなく、理解はしていても、日本語ほど上手に話せませんでした。

知能検査は英語で受けましたので、このような家庭環境は言語のIQ値の信頼性に大きな影響を及ぼしたはずです。


もう一つの理由は、難しく考え過ぎる性質です。
ギフテッドの特性なのかもしれませんが、息子は簡単な答えでも捻って考えてしまうところがあります。

検査を請け負ったドクターによると、息子は難しい言葉をよく知っていたそうですが、一方で簡単な言葉を知らなかったそうです。

首を捻りながら「バイリンガルだからかもね」とドクターはおっしゃったのですが、

その時、息子が答えられなかった単語というのが、


Leaves  葉っぱ
☘️(Leafの複数形)


だったんですよ。

私は意外に思ったんです。

いくら日本語が主言語とはいえ、そこまで英語が遅れているようにも見えなかったからです。葉っぱは公園でもよく見かけましたし、たとえ複数形でも、周りからもよく聞く機会がある英単語だと思いました。

本当に”バイリンガルだから”で説明がつくのか?と疑問に思い、後で息子に「Leavesって知らなかった?」と聞いてみたところ、

息子は少し驚いた様子で、
「えっ?葉っぱでよかったの?そんな簡単なのでよかったんだ?」

と返してきまして、

難しく考えすぎたのだと合点がいきました。


これは息子だけではなく、ギフテッドには案外珍しくない性質かもしれません。というのも、


以前、息子の通うギフテッド校の先生(ちなみにSTEM系)が宿題やテストについてお話しされていて、

「みんなやり直しているんだよ。シンプルな答えでいいんだけど、彼等は複雑に考えるのが好きなんだよね〜」

と苦笑いされていたんです。

自分から(好んで?)難しくしてしまうのは

『ギフテッドあるある』

なんでしょうね。


ということで、息子のWIIPSIの言語スコアは後の2回に比べて低い結果となりました。
特に最後に受けたWISC IVの結果と比べると30もの開きがありまして、

あの時受けたWIIPSIの結果は全然当てにならなかったな〜、とつくづく思うわけです。


🤖おまけ🤖
日本のギフテッドママさんお勧めの林先生の『初耳学』ですが、MITの成田先生のインタビューがすごくためになりました!いつも反対のことばかり言う息子も、何も言わず真剣に見ておりましたよ😂
 
下は、息子が急に「ぜったい違う!そんなはずない!」と叫んだ場面↓
ぼんやりしてる私は気がつきませんでしたが、息子は瞬時に反応しました。さすが!成田先生や林先生ではなく、制作側のミスでしょうね。🤗
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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