こんにちは、セロリです。
今更かもしれないのですが、先日、Learning Disabilities(学習障害)について調べていたら、臨床的に違う名称に変わっていることに気がつきました😅 皆様はお気づきでしたでしょうか。
まずアメリカで、2013年にDSM -5(精神障害と診断の統計マニュアル)が改定され、Learning Disabilities (学習障害)はSpecific Leaning Disorders(限局性学習症)と呼ぶよう変更されまして、
これを受けて、日本でも2014年に日本精神神経学会が学習障害から限局性学習症と病名を改めています。
”障害”という言葉を除いた背景には、子供やその親にショックを与えたり差別感情を生むことへの配慮もあり、学習症の方を周知したいという考えだったようです。
ただし、あくまで臨床で使われる医学用語を変更しただけで、教育現場では相変わらず学習障害という用語が使われており、変更に現場が追いついていないのかもしれません。
ちなみにアメリカでは法的支援の対象(Individuals with Disabilities Education Act)となりますので、法的にはSpecific Learning Disability(限局性学習障害)という言葉が使われています。臨床で限局性学習症の診断を受けるためには、教育現場で学習障害(Learning Disabilities)が確認されていなければならないとしています。
ただ、実際にアメリカの教育現場で(正式名称ではありませんが)よく聞くのは、学習障害でも限局性学習症でもなく、
”学習スタイルの違い”Learning Differencesという言葉です。
主に学習障害を指すのですが、広義にADHDなどの発達障害を含めることもあるようです。
この分野に理解のある方はむしろこちらを使っている人が多く、息子の学校でも先生方はこちらを使うようにしているようです。
私もこの『Learning Differences』という言葉が一番しっくりきます。
言葉の雰囲気がDisabilitiesより良いのはもちろんなのですが、人それぞれ、自分に合った学習方法があるからです。
私自身、飛ばし読みや斜め読みの常習犯で、Googleの読み上げ機能には大変お世話になっており、
便利な世の中になって本当によかった!としみじみ思うのですが、
テクノロジーが進歩して、以前とは比べ物にならないぐらい便利ツールが出回ってきている今、
従来通り紙とペンだけでやる意義が薄れてきていると思うのです。
障害ではなく、”学習スタイルの違い”という考え方・呼び方の方が、今の社会に合っているのではないでしょうか。
日本の学校でも、”学習スタイルの違い”を反映した名前が普通に使われるようになったらいいなぁと思います。
🤖おまけ🤖
メキシカンのテイクアウトにハマっています🇲🇽 ソフトシェルタコスは一つ4ドルぐらいで、トッピングを追加できますよ。息子はブリトー🌯と、写真の左端のエビの🌮を平らげました♪

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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まずアメリカで、2013年にDSM -5(精神障害と診断の統計マニュアル)が改定され、Learning Disabilities (学習障害)はSpecific Leaning Disorders(限局性学習症)と呼ぶよう変更されまして、
これを受けて、日本でも2014年に日本精神神経学会が学習障害から限局性学習症と病名を改めています。
”障害”という言葉を除いた背景には、子供やその親にショックを与えたり差別感情を生むことへの配慮もあり、学習症の方を周知したいという考えだったようです。
ただし、あくまで臨床で使われる医学用語を変更しただけで、教育現場では相変わらず学習障害という用語が使われており、変更に現場が追いついていないのかもしれません。
ちなみにアメリカでは法的支援の対象(Individuals with Disabilities Education Act)となりますので、法的にはSpecific Learning Disability(限局性学習障害)という言葉が使われています。臨床で限局性学習症の診断を受けるためには、教育現場で学習障害(Learning Disabilities)が確認されていなければならないとしています。
ただ、実際にアメリカの教育現場で(正式名称ではありませんが)よく聞くのは、学習障害でも限局性学習症でもなく、
”学習スタイルの違い”Learning Differencesという言葉です。
主に学習障害を指すのですが、広義にADHDなどの発達障害を含めることもあるようです。
この分野に理解のある方はむしろこちらを使っている人が多く、息子の学校でも先生方はこちらを使うようにしているようです。
私もこの『Learning Differences』という言葉が一番しっくりきます。
言葉の雰囲気がDisabilitiesより良いのはもちろんなのですが、人それぞれ、自分に合った学習方法があるからです。
私自身、飛ばし読みや斜め読みの常習犯で、Googleの読み上げ機能には大変お世話になっており、
便利な世の中になって本当によかった!としみじみ思うのですが、
テクノロジーが進歩して、以前とは比べ物にならないぐらい便利ツールが出回ってきている今、
従来通り紙とペンだけでやる意義が薄れてきていると思うのです。
障害ではなく、”学習スタイルの違い”という考え方・呼び方の方が、今の社会に合っているのではないでしょうか。
日本の学校でも、”学習スタイルの違い”を反映した名前が普通に使われるようになったらいいなぁと思います。
🤖おまけ🤖
メキシカンのテイクアウトにハマっています🇲🇽 ソフトシェルタコスは一つ4ドルぐらいで、トッピングを追加できますよ。息子はブリトー🌯と、写真の左端のエビの🌮を平らげました♪

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