こんにちは、セロリです。

今日はアメリカのギフテッド教育支援機関、デイビソンアカデミーの公式ブログサイトより記事をご紹介します。

元記事はこちら↓
『2Eの生徒のライフスキルを向上させるには』2022年2月4日 


元記事の下の方には、追加支援の参考になるリンクが幾つか貼ってありますので、よかったらのぞいてみてくださいね。🍵

*******
『2Eの生徒のライフスキルを向上させるには』

デイビソンのギフテッドに関するブログを読んでいるみなさんは、2Eが直面する課題についてはよくご存知でしょう。我々は感覚性やASD、ADDなどの学習課題を抱えたギフテッドが、学校でサポートを得られるよう取り組んできました。では、学校外における一般的な支援はどうでしょうか?

ライフスキル、ソフトスキルは個人の成功や健康に必要なものです。『ライフスキル』という言葉は一般的に、問題解決能力や感情や衝動のコントロール、効率的なコミュニケーション能力、自己反省の能力と考えられています。我々は様々な場面でこのスキルを使っていますが、定型発達の子供に比べ2Eの生徒で学習課題を併せ持つ場合、ライフスキルを使いこなすことはより難しいものです。

2Eの子供の実行機能の役割

ライフスキルは実行機能と密接に関係しており、2Eの子供はその診断が何であれ、実行機能に課題を抱えています。脳の前頭葉が、実行機能をコントロールしています。実行機能に含まれるスキルとしては、先の計画を立てることや、優先順位をつけること、時間の管理、自己管理、集中力、課題への取り掛かり、やる気、やり切ること、自己制御、内省、そしてワーキングメモリです。2Eの子供は1日の課題を一人で遂行することが難しいようです。しかし、この領域を伸ばしてあげる方法があります。

自尊心を大切に
2Eの子供たちは教室の内外で「怠け者」「一生懸命やらない」「悪い子」などと言われます。実際には実行機能の面で苦労しているのにも関わらずです。このように言われ続けることで、例えば友達の誕生会に参加するなどの普通のことも拒絶してしまったり避けるような行動をするようになります。ですから親は家で子供を支援し、本質的なライフスキルを向上させるための足場を作る必要があるのです。

2Eの子供のライフスキルの足場を作る
親は子供がまだ就学時のうちは、教師と協力して子供のライフスキル向上に取り組みます。2E(あるいはそれ以上)の生徒の場合には、卒業してからもサポートを止めてはいけません。重要な点は、実行機能に関連する脳領域は成長し続け、20代、時には25歳、30歳になって完成するものだということです。2Eの子供がライフスキルを向上できるよう練習する機会が必要です。

親にできるのは次のようなことです。

お手本になる
あなたがお手本となって、社会とどのように関わるかを見せてあげてください。完璧に振る舞う必要があると思ってしまうかもしれませんが、それは逆です!もし子供が衝動性をコントロールすることに課題があるのならば、あなた自身がこのスキルを練習しているときのことについて、話してあげてください。例えば、こんな風に言うこともできるかもしれません。「まぁ、なんて退屈な授業なのかしら。すぐにでも帰りたいわ!でも、少なくとも中休みまで待たなくてはいけないと分かっているの。だって、このイベントをするために、すごく頑張った人たちに失礼なことをしたくないから。」

話し合いの機会を持つ(訳註:Engage)
お手本がいつも有効なわけではありません。ですから次のステップは、あなたが子供と話し合う機会を持ち(訳註:engage in discussion)、子供が反省できるように促すことです。まず、何か特別な課題に取り組む際に、どんな問題があるかを子供が特定できるようにするところから始めてみましょう。似たようなパターンがあったり、何か強い感情が湧き出ていたりしませんか?例えば、もし子供が約束にいつも遅れるのならば、いつもどんな風に準備をしているかを聞いてみましょう。多分、何を着ていくかに悩むことが一番でしょうから、出かける前の日の夜に一緒に洋服を選ぶ計画を立てるのです。

練習する

2Eの子供は”離陸”の前に長い滑走路が必要です。だからこそ、彼らの準備が整うまで、練習するのを手伝う必要があるかもしれません。まずは練習、練習、練習です。予習しておくことも助けになるかもしれません。例えば感覚処理に問題がある子供の場合には、食べ物を噛む音にも敏感です。食べることが含まれるグループアクティビティの場合には、どのように対処するか予習することもできます。子供と一緒にブレインストーミングをして、耳栓をしたり、静かな時間を得るために外に出てみたり、深呼吸をするなどの戦略を用意させましょう。


使ってみる(訳註:Activate)
ある時点で子供は家で練習したライフスキルを外で試す必要があります。親は子供に現実社会の中で安全かつリスクを伴う機会を与え、子供がライフスキルを使い始めるのを助けましょう。もし子供が決断することに困難を感じているのなら、あまりリスクを伴わない機会を与えて試させてあげましょう。たとえば家族で行く次のレストランを決めるなどです。家族のアレルギー情報を教え、あれこれ考えさせてあげてください。たとえそれが45分待ちのレストランでも良いのです。問題の解決について勉強する良い機会になりますし、待つことと別のプランを考えるのではどちらが良いかを話し合う良い機会にもなります。他にもボランティアやサマープログラムなども、子供がライフスキルを試してみる良い機会です。

ご褒美を与える

子供がライフスキルを練習している際、親は子供の自尊心や健康に注意を払わなければなりません。上記のように、単純に見えるタスクでも、ネガティブなメッセージや強い感情を伴います。Seth Perler”3対1”のアイディアをシェアしてくれています。建設的な批判には、(1つネガティブなことを言うたびに)3つ上手くいったことを子供に伝えてあげましょう。誠実なコメントを考えるには努力が必要ですが、ポジティブなフィードバックは子供の脳に小さなご褒美を与えます。自分が快適と感じる場所から出て、他の課題にも取り組もうとするやる気を生むのです。

繰り返す
必要なだけ上記のことを繰り返しましょう。一度に多くのことに取り組んで子供が圧倒されてしまわないように、ライフスキルを1つだけ練習するのでも良いです。現実的な目標を立てるのは難しいかもしれませんが、目的は時間をかけて少しずつ進んでいくことなのです。

これらは非公式なガイドですが、お役に立てるとうれしいです。

********
以上です。いかがでしたでしょうか。

前頭葉がしっかり発達するまで時間がかかるのですね。
息子も実行機能に課題があるので、焦らず気長にサポートを続けていきますね。

🤖おまけ🤖
小さなお花屋さんの店先で見つけたアレンジメント💛
IMG_2506
今日も読んでいただきありがとうございます。

ポチッとしていただけましたら更新の励みになります。
 ↓
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ
にほんブログ村
にほんブログ村 子育てブログ 2Eチャイルド育児へ
にほんブログ村