こんにちは、セロリです。

前回に続いて、『内向性:ギフテッドに影響を及ぼす忘れられがちな要因』のメモです。

Introversion: The Often Forgotten Factor Impacting the GiftedBy Jill D. Burruss and Lisa Kaenzig.

Citation: From the Virginia Association for the Gifted Newsletter. 1999 Fall 21(1). Reprinted with permission



今回は内向的ギフテッドを守るために家庭でできることの部分です。
教育に組み込まれるべきトレーニングについても書かれています。。


*****

内向的ギフテッドにとって、自分の家は逃げ場になるでしょうか。
もし他の家族が外向的だとすると、必ずしも逃げ場にならないかもしれません。

では内向的ギフテッドを守るために家族は何ができるでしょうか?

・プライベートスペース(エリア)を与える。

・静かになれる時間を保証する。

・”独り”ではなく、”一人”の話を手本にする。
 ”一人でいること”と”独りぼっち”の負のイメージを結びつけるような話し方はしない。孤独とは違う
 というメッセージこそが大切。

・「もう十分です」と言える権利を保証する。
 ある程度家族と一緒にいたら、退席しても良いことにしましょう。
 大きな集まり=苦痛と関連づけさせないように。

・小グループの活動をさせてあげる。

・外向的に振る舞わなければならないときのコーピングストラテジーを教える。
 もし家族も内向的なら、乗り切るヒントを教えましょう。

・あなた自身の個人的ニーズを話して聞かせる。
 もしあなたが内向的なら、あなたがどう対処しているかを話しましょう。
 もし外向的なら、自身のニーズを話してあげることで、内向的ギフテッドの子供が違いを理解できる
 ようになります。

・内向性について書かれた本について話し合う。
登場人物の行動や気持ち、周囲の人々の気持ちを話し合ったり、現実社会ではそのような出来事をどう受け止められるのかを話し合いましょう。自分の感情や考えをあまり表に出さない内向的な人も、本のことであれば話し易いものです。


重要なのは、内向的ギフテッドの多くは外向的に見える方法を学ぶことができるという点です。
大勢の前に引っ張り出され、発表やパフォーマンスをさせられる機会が多いからです。


ですから、こういったトレーニング(
人前で話したり、ディベート、演劇、音楽、ソーシャルスキル、ダンス、メンタリング)は、内向的ギフテッドの教育プログラムにもっと組み込まれるべきです。

内向的な人たちが家族や友達から理解や共感され、学校や仕事を乗り切るためのスキルを身につけ、

他の人のことを知ることができれば、彼らにとって世界はもっと快適な場所になります。


*****
以上です。

家庭内でできること、参考になりそうです。

また、個人的に妙に納得したのは、

彼らがいくら内向的であっても容赦無く発表の場やパフォーマンスの機会が与えられてしまうので、
それが必要な時に外向的に振る舞えるようなトレーニングになっているという部分と、

そしてまた、そういったトレーニングが教育プログラムに組み込まれるとできだという部分です。


皆様はいかがでしたでしょうか。


今日も読んでいただきありがとうございました。
(*読み間違いがあればご指摘いただけますと助かります。どうぞよろしくお願いいたします。)

🤖 おまけ🤖
昔家族でよく行った植物園にて。真似できない自然の美。
DSC00071


ぽちっとしていただけますと更新のはげみになります。

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