こんにちは、セロリです。

今日は前回に続いて

『内向性:ギフテッドに影響を及ぼす忘れられがちな要因』
Introversion: The Often Forgotten Factor Impacting the GiftedBy Jill D. Burruss and Lisa Kaenzig.

Citation: From the Virginia Association for the Gifted Newsletter. 1999 Fall 21(1). Reprinted with permission


をメモしてみます。

内向性・外向性の特徴と、
内向的ギフテッドに適した指導とはなにか?という部分です。

ではでは。

*****

内向的な人の特徴
・プライベートな空間と時間を欲する。
・一人が好き–集団の中ではかえって孤独を感じたりする。
・大勢だと疲れる;パーティが嫌い。
・元気を取り戻すため、一人の時間が必要。
・グループワークより一人でやりたい。
・出会いに対して慎重。
・感情をあまり表に出さず、慎重。
・注目の的になることを楽しめない。
・私的な考えを誰とでも共有するわけではない。
・執着が幾つかある。
・注意深く考えてから話す(話す前に頭の中で練習する)。
・内省を重んじる。
・高く深い集中力。
・思考や発想に耽る。
・興味は限られているが、深く探求する。
・コミュニケーションは一対一がベスト。
・一人または邪魔されない時間が足りないと、興奮したりイライラする。
・何をするか注意深く慎重に選ぶ。


外向的な人の特徴
・社交的― 他の人たちが必要。
・高いエネルギー、騒がしい。
・誰とでも興奮と熱意を持ってコミュニケーションする。
・他人からエネルギーをもらう;パーティが好き。
・一人だと寂しく落ち着きがなくなる。
・流動的な関係を複数作る。
・多くの活動に参加し興味範囲も広い。
・親友が沢山いて長時間話す。
・内部より外部のイベントに興味がある。
・対面でのコミュニケーションを好む。
・簡単に自分の情報を共有する。
・対応が迅速。



上記の特徴を考えると、

多くのギフテッドにとって学校は好ましい環境ではありません。

教師はギフテッドを社交的に変えようとしますが、内向的であることは悪いことではないので、
ただ彼らを理解し受け入れることが必要なのです。


もちろん、教師は生徒が機能不全に陥った場合にはちゃんと気がつかなければいけません。
そして、
ソーシャルスキルが足りなければ教える必要があります。



それでは、
内向的な生徒に適している指導とは?



例えば、
自立学習(訳註:independent studies)、小グループ指導、共同学習活動、段階的指導、ディベート、演劇又はロールプレイング、ジャーナリング(訳註:自分の思いつきや考えをまとめる活動)、クワイエットタイム(訳註:静かに活動する時間)、ブッククラブなどです。




しかし、教室には外向的な生徒もたくさんいて、双方にとってのベストな環境は違います。
だから教師は内容以上に、授業を変えなければなりません



学校のカリキュラムはあくまで典型的な生徒のためのもの。
内向的な生徒のニーズには応えていません。


異なる学習者のニーズに応えて、カリキュラムを他と区別することを提唱します。
それは内向的ギフテッドと外向的ギフテッドも区別する必要があるということを意味します。


我々は別のクラスが必要だと提唱しているのではなく、彼らの異なるニーズに取り組む意識と意欲を持ってほしいと提唱しているのです。




*****
以上。次回は家庭内でできることです。

今日も読んでいただいてありがとうございます。
(*読み間違いがあれば、ご指摘いただけますと助かります。どうぞよろしくお願いいたします。)

🤖おまけ🤖
赤ちゃんのときの泣き顔が可愛くて好きでした。あと、そう思わないとやってられないぐらい、夜泣きがすごかったです。
DSC00144
オムツを代えても泣き止んでくれず、夜通し抱っこして外を見ていたなぁ。

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